2010年6月27日日曜日

どんな機材を使う?

カメラ、今ならデジタルカメラでしょう。もちろん今も銀塩フィルムカメラを愛用している方もいるでしょう。でもやはりデジタルカメラの方が明らかにいくつも良い点があります。たとえば一秒間に数コマ~20コマもの連写が気軽に使えるなんていうのはデジタル一眼レフならではです。

私は、はじめはこのような機材から始めました。

カメラ本体 : HOYA (PENTAX) K-20D

これを書いている時点では既にこの次のモデル、K-7が出ています。K-7はK20Dに比べて連写の性能が上がっているなど好都合な点がいくつかあります。K-7は本体価格、8万円程度のようです。メモリーカードは16GBのSDカード、5千円くらいでしょうか。

レンズ : 望遠ズームレンズ、DA55-300mmF4-5.8ED

やはり300mmの望遠は欲しいところです。このレンズは価格設定も安く重量も軽いレンズです。価格は3万円程度です。入門用としてとても手頃です。しかし、今は、このレンズは常用はしていません。問題は5.8という数字にあります。後に明るさが足りないと思うようになりました。異論もあるようですが、私はレンズの保護のためプロテクター(レンズの外に装着する素通しのガラス)を装着しています。5千円程度でしょうか。

カワセミならばこのような写真が撮れます。

コゲラ、という日本最小のキツツキ。
この野鳥も都会の公園でも見つかりますよ!


小さいですか?でもトリミング(写真の一部を切り出して拡大する)すればこうなります!

三脚・一脚

三脚、一脚は軽量のものを使っています。現在は一脚を使う事の方が多いです。価格は1万円程度でしょうか。

ですので、合計13万円くらいの投資で始められるわけです。このカメラなら他の被写体も狙いたくなるでしょう。そうしたら本体ボディーのみではなく標準系のズームレンズを持っていると愉しいでしょう。

PENTAX以外はどうか。ニコン、キヤノン、ソニー・・・これらのデジタル一眼レフカメラももちろんOK。ただ、私は昔からPENTAXを使っているので、ただそれだけの理由です。実はPENTAXは純正品では300mmを越える望遠レンズのラインナップが無い。一方ニコン、キヤノン、ソニーにはそれが有る。将来30万円、70万円、さらには数百万円もする高級レンズを使う気になっているのなら、PENTAXという選択肢は弱いです。PENTAXではそのような泥沼(?)に入り込む危険が低い。家庭内の財務大臣との折衝には有効かもしれませんよ。

コンパクトデジタルカメラはどうか。確かに300mmに近い望遠機能を持つものもあります。試したことが無いのではっきりした事は言いにくいのですが、液晶モニターでちゃんとピントが合っていることを確認出来るのか。オートフォーカスでちゃんと野鳥の姿を捉えることができるのかなど、ちょっと判らない。

地上望遠鏡(スポッティングスコープ)とコンパクトデジタルカメラを組み合わせるという可能性もあります。これは初心者の段階を脱して、野鳥観察や写真撮影を長く続ける気持ちになったときに考えれば良いでしょう。デジタル一眼レフカメラを使う時も上記のようなレンズより良いものを使うのも同様、この趣味を長く続ける気持ちになってからでも遅くないでしょう。

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